ブログトップ > NSR250・整備・カスタム記録・雑記 > PGM-3ユニットの故障と修理

PGM-3ユニットの故障と修理

こんばんは

NSR250R乗りには、とても恐れられているワードがあります。
そう「PGM」 うぎゃー
NSR250R乗りは月に1回か2回はPGMが壊れる夢を見ると言います。
禁煙中にタバコを吸う夢を見るのと同じ現象です。

「あーよかった未だ壊れていない。」
「もしかしたら明日壊れてしまうかもしれないあぁ・・ 」 怖いですね。

NSR250Rに乗る人はPGMという十字架を背負い今日も生きているのです。

その壊れやすさからかスペアを確保しようとマニアが日々目を光らせており、ヤ*オクでは輪をかけて高騰を続けているPGM(CDI)が故、一発壊すと蔵が建つとまで言われているのです。うそです。
どちらにしてもサラリーマンのお小遣いでは太刀打ち出来ません。

かく言う私も、PGMは3つ持っておりますが機能するのは1つだけです。
もう2つは壊れており下記の状態です。
≪私のスペアPGM事情≫
①点火はするが、RCバルブが動かない  (こわれてるかわからんから格安で! ⇒壊れてた!品)
②点火もしない    (走行中にぶっこわした品)

そこでネットで良く書かれている修復をやってみようと言うわけです。

調べて見ると、”良くある”PGM-Ⅲの故障モードにはパターンがあるみたいです。
"おそらく"下記の故障モードが有力です。
①RCバルブ動作不良(デポジット蓄積等による)⇒PGMのRCバルブスイッチ用のトランジスタが壊れる⇒RCバルブが動かなくなる
②レギュレターが壊れる⇒電圧過多となる⇒PGMのコンデンサーが壊れる⇒CDIとして機能しなくなり(?)、点火しなくなる。
pgm3.jpg
①については自分で壊したものではありませんがネット情報です
②をやっちまった時は、高い電圧を示していたのにも関わらず、無視して乗っていると(制御電圧上限を知らなかった)、突然プスンとエンジンが止まりました。
PGMを見てみると湯気が出てハウジングが熱で溶けておりました。(ちなみにこの時壊れたレギュレター・レクチファイヤは対策品のフィン付きの物です。)
外から見ても一瞬でわかりますね。ココのコンデンサーがパンクしております。
DSCN3009.jpg


もう一つ①と②の間にある、Gの卵だかオレンジドロップのお化けみたいなフィルムコンデンサーが壊れることが有る様ですが、どのようなモードで壊れるのかは調べても分かりませんでした。
ただ、これが壊れるとアイドリングで片肺になったりする様です。(ネット情報)


ですので、何処が壊れているか確かめて、壊れているコンデンサーやらトランジスタを交換するとPGMも復活する様です。

というわけで、まずは①を直してやろうと早速トランジスタを確保
DSCN2927.jpg

※ちなみにトランジスタの機能はこれがわかりやすかった。
A1385なので、高周波用PNPということになりそうです。
PGMでは2つのトランジスタが、それぞれRCバルブの開ける、閉じるを司っている様ですがどちらがどちらかは忘れました。
これ、逆にC***のトランジスタいれると、RCバルブの開閉タイミング逆になるんですかね??うーん多分そんな単純なことでは無いのでしょう世の中は。


基板の上に埋め尽くされたシリコン性の物質をカッターナイフで取り除きます。
DSCN2997.jpg
そこそこ深いです。慎重に、探り探り掘っていきます。
化石発掘感。
まぁ化石みたいなもんですよねぇ。

底まで行ったらぐりぐりやってトランジスタを取ります。
DSCN2999.jpg
手前のトランジスタはぐりぐりやった瞬間ぼそぼそと崩れました。オマエカー

さてここからが難関です。
この3点のクリアランス。
ここに半田づけをしなくてはいけません。

おんなじ事をやっている人のブログなんか見てみると、ペロッとサクッと「半田づけ完了です(^_^)★」みたいな・・・

ウソやん・・・絶対ウソやんこのクリアランスやで・・・? もっとこうなんか書かなくちゃいけない苦労とかあったでしょ。

あいにく我が家には融点の高い無鉛半田と、それを溶かす用のイカツいコテしかありません。
しょうがないので、基板用の半田だけは買いました。

コテは・・・熱いぶんには大丈夫だろうということでそのまま行きます。
こう見えても私は、器用な方なのです。
コテのハンデを腕でカバーします。


結果


DSCN3003.jpg

キ、汚ねぇ・・・・!
なんじゃこりゃー・・

もう高温で半田が一瞬で溶けて間がつながっちゃったり(ブリッジ)、うまく半田が流れずコテについたりでもう大騒ぎでした。
あーだのこーだのやっている内に、相当基盤にも熱を入れてしまった気がします。大丈夫でしょうか・・・

やられる方は相応の細いコテを使うことを強くお勧めします。

振動で取れたりしないようにホットメルトで固めときます。
DSCN3007.jpg
なんですって。汚いですって。

実車確認
DSCN3028.jpg
直した方のPGMをバイクにつなぎます。

rcbarubugif.gif
沈黙していたバルブがあっけなく動きました。
ちょっと感動します。

調子に乗った私は
「おー今度は②の方も直しちゃうけんのー」
ともうひとつのPGMに取りかかります。


DSCN3011.jpg
ア、アウ、アウトー
もはや基盤が焼けて真っ黒になっており何処がなんだか状態でした。
エンジンが止まってからも、一瞬原因が分からず、あーでもねーこーでもねーと随分放置してしまったせいかしっかり焼け焦げております。

突然エンジンが止まった際はすぐにイグニッションをオフにしたら救えるかもしれません。
でもおそらく、レギュレーター故障→大電圧→コンデンサーパンク→基盤へ大電圧→基盤焼ける→停止
だとすると停止したときにはすでに黒こげな気もします。

この場合電圧計を付けて制御電圧以内にあるか常に気にする。が正解な対策でしょうか。制御電圧(15.4v以下)
フィン付き対策レギュレターでも、上の様になったんですから、気をつけましょう。

なんだこの偉そうなブログは。
スポンサーサイト

<<桶川スポーツランド7回目 20170604全記事一覧チーム名に関する考察4>>

コメント

コメントの投稿
  • URL
  • コメント
  • パスワード
  • 秘密
  • 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURL: http://spiritsh400.blog20.fc2.com/tb.php/215-f760effa

profile

さ○とー(魚屋本舗STO) 

Author:さ○とー(魚屋本舗STO) 




あれから4年
骨董品(RG400)を扱う腕に限界を感じ、
紆余曲折を経てこれなら維持いけんじゃね・・?との大学生的なのりで半骨董品のNSR250 に手を出したサラリーマン・・
センターシールもPGMも、その呪いを知ったのは手をつけた後でした。



_____________________________________________________________

RG400を愛する大学生
多分菌保有の変態です。
ストリップのRG400を近所で発見「これ何処にエアクリーナー付くんですか?」という劇的な出会いから惹かれあい ご覧とおり盆栽化
盆栽家なので走りの方は.......。
 うだつの上がらない走りと うだつの上がらないブログですが
どうぞゆっくりしていってください。

名前/魚屋本舗STO
職業/大学生→リーマン
出身/長野県 
現住所/彩の国
年齢/平成生まれ


entry
comment
link
category
archive
trackback
rss
form
qrcode
QRコード
copyright
Author by さ○とー(魚屋本舗STO) 

Designed by マンゴスチンw

NSR250をレーサーに!(休:RG400を盆栽に!)